
村木厚子(むらきあつこ)さんは2009年に起きた冤罪事件の被害者として有名ですが、その冤罪事件が日本テレビ系の「ザ!世界仰天ニュース」で特集されるそうです。そこで今回は村木厚子さんの冤罪事件の真相や夫や子供も創価学会という噂について調べてみました。
村木厚子さんのプロフィール
まずは、村木厚子さんのプロフィールから見てみましょう。
村木厚子(むらきあつこ)
生年月日:1955年12月28日
年齢:61歳
出身地:高知県
出身大学:高知大学文理学部経済学科卒
出身高校:土佐高等学校
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/村木厚子
村木厚子さんは、1955年生まれで現在61歳。
高知県の出身で大学も地元の高知大学に進学しています。
キャリア官僚だった村木厚子さんは、てっきり東大卒だと思っていたので、出身大学が高知大学というのはちょっと意外でした。
地方の大学卒で、女性のキャリア官僚というのは珍しいのではないでしょうか?
高知大学を卒業した村木厚子さんは労働省に入り、官僚としてのキャリアをスタート。
村木厚子さんの父親は社会保険労務士だったそうなので、労務管理の専門家だった父親を見て労働省に入省することにしたのかもしれないですね。
村木厚子さんの夫は村木太郎さんですが、二人は労働省の同期入省という間柄なんだそうです。
二人の間には2人の子供がいて、二人とも娘さんのようです。
夫や子供たちは、村木厚子さんが抑留生活を送っている間、頻繁に手紙を送るなど村木厚子さんを精神的にサポートしたそうです。
村木厚子さんは創価学会?
村木厚子(むらきあつこ)さんの冤罪事件を調べていると村木厚子さんが創価学会と書かれている記事もあり、気になったのですが逆に村木厚子さんは創価学会の学会員ではないと書かれているものもあり、正確なところは分かりませんでした。
もし、村木厚子さんが創価学会だとすると夫の村木太郎さんや二人の子供(娘)も創価学会に入っているのでしょうか?
村木厚子さんや夫や子供たちが創価学会かどうかは分かりませんでしたが、村木厚子さんが巻き込まれた冤罪事件と創価学会は何か関係がありそうな気も・・・。
冤罪事件の真相は「ザ!世界仰天ニュース」でも特集されると思うのですが、調べていると、障害者郵便制度悪用事件にも関わりのある当時民主党議員だった石井一氏が、国会質疑で「公明党というのは創価学会なんですよ」と言っていたことからこの事件と創価学会は何らかの関わりがあるのではと考える人もいるようです。
また、この事件で最終的に逮捕されることになった、当事件を担当していた前田恒彦主任検事と上司の大坪弘道元特捜部長が共に創価学会の学会員だったと指摘する記事もあったので、やはりなにか関係がありそうな気がするのですが・・・。
村木厚子さんの冤罪事件
村木厚子(むらきあつこ)さんは、労働省に入省後、仕事に対する真面目な姿勢や低姿勢で敵を作らないタイプの女性官僚として一目置かれる存在になり、2008年に厚生労働省で4人目となる女性局長(雇用均等・児童家庭局長)に就任しました。
そして、2009年の6月に凛の会事件とも言われる障害者郵便制度悪用事件で虚偽公文書作成・同行使の容疑で逮捕。
それから5ヶ月間留置所での生活を余儀なくされます。
5ヶ月とさらっと言いましたが、無実の罪で5ヶ月も留置所生活って普通なら気が狂ってしまうくらいの長期間です。
その後、2009年の11月に保釈請求が認められて身柄が解放されました。
村木厚子さんは、逮捕当時から一貫して無罪を主張していましたが2010年の9月に大阪地裁でだされた無罪判決を受けて、大阪地検が上訴権を放棄。
これによって、村木厚子さんの下級審での無罪判決が確定となりました。
突然の逮捕から1年以上にも渡って無実の罪で振り回された村木厚子さんはどんな心境で無罪判決を聞いたのでしょうか?
この事件には続きがあって、村木厚子さんの無罪が確定した日に朝日新聞が障害者郵便制度悪用事件を担当していた前田恒彦主任検事が証拠改ざんをしていたことを報道し、前田恒彦さんは逮捕、起訴されて証拠隠滅罪で懲役1年6ヶ月の判決を受けました。
更に、前田恒彦主任検事の上司であった大坪弘道元特捜部長がて犯人ぞうとく容疑で逮捕されました。
この障害者郵便制度悪用事件では、事件を捜査していた複数の検察官が逆に逮捕されるという異例の事態となりました。
こういった、事件の結末からこの事件ではなにか裏の力が働いていて、逮捕された3人の検察官は単に使われただけという見方をする人もいるようです・・・。
本当に裏の力が働いていたのか?
もし本当だとすると、一体どんな力が働いていたのか気になりますね〜。
冤罪事件後の村木厚子さんの経歴は?

出典:http://www.mhlw.go.jp/
村木厚子(むらきあつこ)さんは、冤罪によって5ヶ月間にも渡って勾留生活をおくり、仮釈放となってからもすぐにに仕事に復帰できたわけではないようです。
無罪が確定し、起訴休職処分が解かれたのが、2010年の9月。
村木厚子さんは、厚生労働省に大臣官房付として復職しました。
その後、内閣府に出向し、内閣府政策統括官などを歴任し、2013年には厚生労働事務次官に就任しました。
女性の事務次官は当時の松原亘子労働事務次官以来で16年ぶり2人目ということもあり、当時は無罪の罪を勝ち取った村木厚子さんが、お茶汲みから官僚トップの事務次官になったと話題になりました。
2015年の10月に事務次官を退任した村木厚子さんは、2016年に行われた東京都の都知事選でも一時は候補に上がりましたが、結局都知事選に出馬することはなく、現在は伊藤忠商事社外取締役となっているそうです。
まとめ
冤罪事件によって、長期間勾留生活をおくることになった村木厚子(むらきあつこ)さんは、国を相手取って国家賠償請求訴訟を提訴し賠償金を得ましたが、賠償金は社会福祉法人南高愛隣会に寄付されて、「共生社会を創る愛の基金」を創設したそうです。
村木厚子さんは、自分でも自身の性格をまじめすぎて融通が利かない語っているので、根からのまじめ人間なんだなあと。
そんな、村木厚子さんが巻き込まれた障害者郵便制度悪用事件の真相がやはり気になりますね。
何か大きな力が裏で働いていたのか?
知りたいような知りたくないような。
とりあえず、4月4日放送の「ザ!世界仰天ニュース」を見てみたいと思います。
See ya!