組織バンク事件の真相は?マイケルと離婚したバーバラがテレビ出演?!

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    組織バンク事件という2004年にアメリカで起きた驚愕の事件がフジテレビ系の「奇跡体験!アンビリバボー」で特集されるそうです。バーバラは夫のマイケル・マストロマリノが「組織バンク」事業で多くの人々の命を救っていると思っていましたが実際は全米を震撼させた凶悪犯罪を犯していたのです。組織バンク事件の真相が気になったので調べてみました。

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    組織バンク事件の真相は?

    組織バンク事件は、2004年にアメリカで起きた世界中を震撼させた凶悪犯罪事件。

    主犯として捕まったマイケル・マストロマリノは、もともとニューヨークで歯科医をしていましたが、問題を起こして歯科医のライセンスを失ってしまいます。

    歯科医として働くことができなくなったマイケルは、バイオメディカル・ティッシュ・サービス(Biomedical Tissue Services)という「組織バンク」事業を行う会社を設立しました。

    この時すでにバーバラはマイケルと結婚していましたが、夫が歯科医としてやっていけなくなったことから立ち直り新しい事業を興したことを嬉しく思っていたそうです。

    バーバラがこの事業の本当の正体を知っていたら必死になって止めていたと思うのですが・・・。

    マイケルの「組織バンク」ビジネスはすぐに成功を収め、数年間で4億円もの利益を上げました。

    全てが順調にいっていたと思っていたバーバラに突然の悪夢が襲いかかります。

    なんと、夫のマイケルが2006年の2月に突然逮捕されてしまったのです。

    マイケルが逮捕されたことで、バーバラはそれまで知らなかったマイケルの「組織バンク」ビジネスの実態を知ることになります。

    通常、組織バンクを販売する業者は、遺族の承諾を得た上で遺体から骨や皮膚、腱といった組織を採取して販売する必要があります。

    しかし、マイケルが設立した「バイオメディカル・ティッシュ・サービス」では葬儀場と火葬場を経営していたルイス・ガーゾーンとジェラルド・ガーゾーンという兄弟と共謀して、ガーゾーン兄弟の葬儀場に運ばれた遺体から遺族の許可を取らずに勝手に骨や皮膚、腱などの組織を取っていたのです。

    しかも、無許可で身体の一部を採取していたため、通常行われる医学検査を通さずに組織を採取しており、生前にエイズや肝炎などの病気を抱えていた遺体からも組織を採取して売りさばいていたのです。

    許可なく遺体から盗み採った体の一部を売ってもすぐにバレるのではと思いますが、「バイオメディカル・ティッシュ・サービス」は組織ぐるみで犯行を犯しており、医学検査を通さずに採取した組織であることがバレてしまう事を避けるために、マイケルの元で働くスタッフは偽物の証明書など、遺体から採取した組織を販売する上で必要な書類を偽造していたそうです。

    マイケル・マストロマリノの手口は?

    ガーゾーン兄弟の葬儀場に遺体が運ばれてくると、すぐにマイケルに連絡が入ります。

    連絡を受けたマイケルは、リー・クルセタ(元看護師)という人物など、メスを扱えるスタッフをガーゾーン兄弟の葬儀場に向かわせて、遺体から骨や皮膚、腱などの組織を採取。

    採取された組織は、先程の偽造された証明書をつけて病院などの医療機関に1件あたり約44万円で売られたそうです。

    骨や皮膚、腱などの組織は高額で取引されるため、マイケルからガーゾーン兄弟には2700万円ほど報酬として支払われていたそうです。

    ガーゾーン兄弟にそれだけの高額な報酬を支払ってもマイケルの手元には莫大な利益が残り、数年間で4億円という利益をあげました。

    しかし、マイケルのバイオメディカル・ティッシュ・サービスから提供された組織を移植された患者から移植後に多数の問題が報告されたことで、警察の捜査のメスが入ることになります。

    そして、2006年の2月にマイケルは捕まったのです。

    「組織バンク事件」の主犯だったマイケルは、100件以上の罪で有罪となっているため終身刑となる可能性が高いと言われていましたが、2013年の7月に骨のガンのため49歳で亡くなったそうです。

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    バーバラはアメリカの人気番組に出演?

    事件が明るみになり、マイケルとガーゾーン兄弟や元看護師のリー・クルセタなどは捕まりましたが、バーバラはマイケルから「バイオメディカル・ティッシュ・サービス」の実態について知らされていなかったからか逮捕されることはなかったようです。

    そして、2010年にはアメリカの人気テレビ番組の「オプラ・ウィンフリー・ショー」に出演して、マイケルと出会ったばかりのころから、マイケルが若い頃に不倫をしていたことや一連の「組織バンク事件」について語ったそうです。

    まとめ

    お金に目がくらんだ、マイケル・マストロマリノとガーゾーン兄弟達によって不正に遺体から採取された組織を移植された人の中には、今でも問題を抱えている人もいるようです。

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