川崎栄子(脱北者)のwikiや子供は？北朝鮮問題を訴えるモドゥモイジャの活動とは？

川崎栄子さんは、戦後の在日朝鮮人の帰国事業で日本から北朝鮮に渡ったそうですが後に脱北して現在は日本でモドゥモイジャというNGOを立ち上げています。川崎栄子さんは、北朝鮮で結婚して子供が5人いるそうですがその子供たちも川崎栄子さんと一緒に脱北したのでしょうか？

川崎栄子さんのwikiやプロフィールは？

川崎栄子さんが、テレビ朝日系の「橋下×羽鳥の番組」に出演するということで、どんな人なのか気になって調べてみたのですが、川崎栄子さんのwikiページはまだありませんでした。

ただ、脱北者として北朝鮮が抱える問題を訴える活動をしているということで、簡単なプロフィールがあったので紹介したいと思います。

1942年7月11日、京都府久世郡久御山町で在日2世として生まれる。父•朴鐘鎬(パク•ジョンホ)は、韓国慶尚南道、母•鄭正任(ジョン•ジョンイム)は、韓国全羅南道の出身である。韓錫圭(ハン・ソッキュ)の筆名で手記「日本から『北』に帰った人の物語」を出版している。
引用：http://asianews.seesaa.net/

当時北朝鮮は朝鮮戦争で失った働き手を確保するため日本にいる在日朝鮮人の帰国事業を推進していて、日本は戦後の食糧難の真っ只中だったこともあり北朝鮮の帰国事業を歓迎していました。

今の日本では考えられませんが、当時は新聞などのメディアも北朝鮮が「地上の楽園」であるかのように表現していたそうです。

そんな、日本中で繰り広げられた帰国事業で1959年から1984年までの間に

• 9万3000人以上の在日朝鮮人
• 1800人の日本人妻
• 6800人の日本人家族

が船に乗って北朝鮮に渡ったそうです。

1960年に高校3年生だった川崎栄子さんは、17歳の時に北朝鮮への帰国事業で日本から北朝鮮に渡たりました。

しかし、北朝鮮に渡った川崎栄子さんを待っていたのは、日本から来た人に対する差別と貧困。

北朝鮮の清津に着いた川崎栄子さんは、北朝鮮の現状を見て、日本から船で北朝鮮に渡っている間に何百年もタイムスリップしてしまったのではないのかと思ったほど。

当初は、数年後に両親も川崎栄子さんを追って北朝鮮に来る予定だったそうですが、手紙に直接書くと危険なため回りくどい言い方でなんとか両親が北朝鮮に来ないように伝えたそうです。

川崎栄子さんの家族や子供は？

17歳で北朝鮮に渡った川崎栄子さんは、自分が思ったことそのまま口にするだけで危険だということを察知し、なるべく目立たないように静かに暮らしていたそうです。

川崎栄子さんは、北朝鮮で結婚し5人の子供がいるそうですが、家族に関する詳しい情報はなく結婚した夫や5人の子供たちはもしかするとまだ北朝鮮にいるのかもしれません。

脱北後にNGOモドゥモイジャを設立

出典：https://moijya.wordpress.com

17歳から43年もの間北朝鮮で生活した川崎栄子さんは、2003年に脱北。

中国を経由して43年ぶりに日本に帰国することができました。

日本に帰国してからは、帰国事業を推進した朝鮮総連に反対する活動を行っていて、モドゥモイジャというNGO団体を設立しています。

モドゥモイジャでは主に

• 帰国事業で北朝鮮に渡ってしまった人たちの救出
• 拉致被害者たちの日本への帰国
• 脱北者など北朝鮮から日本に来た人たちの日本語教育などのサポート

といったことを中心に活動しているそうです。

まとめ

川崎栄子さんが設立したNGOモドゥモイジャでは、メディアを通じて北朝鮮問題をより多くの人に知ってもらおうと活動しているそうですが、川崎栄子さんは3月7日に放送されるテレビ朝日系の「橋下×羽鳥の番組」にも出演するそうです。

See ya!