
富士山吉田口登山道中ノ茶屋エリアでは、毎年国の天然記念物であり県や市の花にも指定されているふじざくらが約20,000本咲き誇ります。2017年の桜の開花予想や見頃時期はいつ頃になるのでしょうか?桜の時期には、ふじざくら祭りが開催されますが、気になる駐車場やアクセスなどについても調べてみました。
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富士山吉田口登山道中ノ茶屋エリアの桜の開花予想と見頃時期
富士山吉田口登山道中ノ茶屋エリアはふじざくらで有名ですが、標高1100mという高いところなので開花時期も平地よりは遅くだいたい4月下旬ごろとなります。
標高1100mにある富士山吉田口登山道中ノ茶屋エリアのふじざくらの見頃時期は、例年ですと4月下旬~5月上旬になります。
中ノ茶屋は、宝永4年(1707年)創業の歴史ある休み処です。
吉田口登山道の起点浅間神社と馬返しの中間にあるのでこの名前がついたそうです。
ちなみに馬返しというのは、俗世間と聖域である富士山の結界とされるこの地で乗ってきた馬を返し、ここからは歩いて登ったことから付いた名前です。
中ノ茶屋は富士山を麓から登っていた時代から、登山者の休憩所として利用されていましたが、麓から登る人が減ったために休業を余儀なくされてしまいました。
それを富士吉田市が買取り、2013年に営業が再開されました。
現在は観光案内や、だんご、まんじゅう、コーヒーなどの軽食、コシで有名な吉田のうどん(土日祝)を食べることができます。
またふじざくらはバラ科の落葉小高木で正式名をマメザクラといいます。
木はあまり大きくならず、花も小さめで、白や微紅色の可憐な花が下向きに咲きます。
山梨県では富士山にこの木が多いのでふじざくらと呼んでいますが、乙女のように恥じらいがちにうつむいて咲くので「おとめざくら」ともいわれます。
お花見で長時間地面に座るのが疲れる人はアウトドア用座椅子がおすすめです。
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富士山吉田口登山道中ノ茶屋エリアのさくら祭り
ふじざくらの開花時期に合わせてふじざくら祭りが開催されます。
開催期間中にはふじざくらの苗木のプレゼントや湯茶のおもてなしがおこなわれます。
ふじざくらは国の天然記念物です。
苗木プレゼントがあるので家の庭に植えてみられてはいかがでしょう。
開催日時 2017年4月22日(土)~ 5月5日(金・祝)
開催場所 富士山吉田口登山道 中ノ茶屋周辺エリア及びふじさんミュージアム(富士吉田市歴史民俗博物館)
ふじざくら団子の販売や桜茶のサービス
- 富士吉田市内製菓屋さんの桜時期限定「さくら団子(100円)」の販売
- おもてなし桜茶が無料で提供されます。
ふじざくら苗木プレゼント
- 配布日は追ってのご案内となるので富士吉田観光サイトでご確認ください。各日先着にて限定本数を配布されるとのことです。
中ノ茶屋周辺ふじざくら回廊散策ツアー
開催日時:4月29日(土)10:00~12:30(9:30に中ノ茶屋前に集合)
募集人数:20名
参加費:無料
2013年に富士山は信仰の対象と芸術の源泉ということで世界文化遺産に登録されました。
これを機に世界中から訪れた人々に富士山の理解を深めてもらい、その魅力を発信する場として、ふじさんミュージアムは2015年4月4日にリニューアルオープンしました。
ふじさんミュージアムでは人はなぜ富士山にひきつけられるのか、富士山はなぜ信仰の山になったのかなど富士山について楽しく学ぶことができます。
また2階には富士山を目の前に一望できるふじさんラウンジがあります。
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富士山吉田口登山道中ノ茶屋エリアのアクセスや駐車場
電車の場合
- 富士急行大月線富士山駅からタクシーで15分(中ノ茶屋)
- 富士急行富士山駅→バス15分、バス停:中ノ茶屋下車、徒歩すぐ
車の場合
中央自動車道河口湖ICから国道139号を経由し、県道701号を中ノ茶屋方面へ車で6kmで中ノ茶屋
駐車場 10台(無料)
まとめ
20,000本のふじざくらが可憐に咲き誇る富士山吉田口登山道中ノ茶屋エリアは目も心も癒されるスポットです。
今年の春は日常の喧騒から脱出し、富士山の大自然に抱かれる中で可憐なふじざくらを愛でてみてはいかがでしょうか。