
博多どんたくは200万人以上が集まる、ゴールデンウィークに開催されるイベントで日本一賑わうお祭りといわれています。そこで今回は博多どんたくの交通規制やおすすめの駐車場と渋滞を避けて会場に向かうアクセス方法などについてまとめてみました。
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博多どんたくの開催日程とスケジュール
博多どんたくの開催日は毎年同じ、ゴールデンウィーク中の5月3日と4日です。
まず前日の5月2日には前夜祭が福岡国際センターで行われます。
入場は無料ですが整理券が必要で、4月19日(水)10時から福岡商工会議所などで配られます。
しかし枚数限定なので、早く行かないとすぐになくなってしまいます。
パレードは博多駅前通り、どんたく広場(明治通り)で、5月3日、4日に行われます。
明治通りでのパレードは呉服町から天神間の1270mにも及びます。
また福岡市内約30か所に設置される演舞台では2日間にわたって随時「どんたく隊」によるお祝いの演舞披露が行われます。
4日には18時を過ぎると飛び入り可能なフィナーレの「総おどり」が「どんたく広場」で行われます。
博多どんたく2017の日程表
5月2日
催し物 | 時間 | 場所 |
---|---|---|
前夜祭 | 16時30分~20時30分 | 福岡国際センター |
5月3日
催し物 | 時間 | 場所 |
---|---|---|
開会式 | 10時~ | 中央ふ頭イベントバース |
どんたく隊パレード | 10時~11時30分 | 博多駅前通り |
どんたく隊パレード | 13時~19時 | 明治通り |
5月4日
催し物 | 時間 | 場所 |
---|---|---|
どんたく隊演舞・歌謡ショー | 10時~21時 | 市内30か所 |
どんたく隊パレード | 10時~13時 | 博多駅前通り |
どんたく隊パレード | 15時~20時 | 明治通り |
総踊り | 18時~ | 明治通り |
博多どんたくのおすすめ駐車場や渋滞を避けて会場に行くアクセス方法
博多どんたくのための駐車場や、臨時駐車場は特に用意されていません。
街中がお祭りなので、中心部はどこも渋滞する上駐車場は満車の状態です。
特に天神付近の駐車場はどんたく当日の駐車料金は特別料金となって高くなる上にすぐに満車になります。
博多駅周辺のほうが空いている可能性はありますが、交通規制があるので渋滞になりやすく駐車場にたどりつくまでに時間がかかるでしょう。
博多駅周辺には24時間最大で700~1500円という比較的安い駐車場があるので交通規制が始まる時間帯より早く駐車場に入ってしまえば大丈夫かもしれません。
ただしどんたく当日はかなりの混雑が予想されるので早い時間の入庫時には大丈夫でも出庫時に渋滞に巻き込まれる可能性があるでしょう。
なので、一番おすすめの方法は少し離れた場所の駐車場に車を止め、あとはJRや地下鉄などを利用して祭りの会場に向かう方法です。
例えば、古賀インターで降りて香椎、箱崎、吉塚駅の近くの駐車場に車を停めてJRを利用して博多駅に行くという方法があります。
ただし、香椎、箱崎両駅の場合は駅近辺の有料駐車場はひとつの駐車場の収容台数が少ないのでそれほど多くは止められません。
吉塚駅であれば24時間最大700円で400台収容の立体駐車場がありますし、快速であれば博多駅まで3分で行けるので便利でしょう。
大濠公園、唐人町、薬院、薬院大通り周辺の駐車場を利用すれば、地下鉄で2,3駅行くと天神に着くことができますが、こちらも大濠公園以外は各駐車場の収容台数はあまり多くありません。
やはり公共交通機関を利用して博多まで行き、市内移動は地下鉄を利用したほうが安心といえるかもしれません。
博多どんたくの交通規制
どんたくストリート(はかた駅前通り)、博多駅前2丁目交差点付近から博多区役所南口交差点までの区間、どんたくパレードの時間帯に交通規制が行われます。
- 5月3日:10:00~11:30
- 5月4日:10:00~13:00
同じくどんたく広場(明治通り)、呉服町交差点西詰から天神交差点東詰までの区間、どんたくパレードの時間帯に交通規制が行われます。
- 5月3日:13:00~17:00
- 5月4日:15:00~20:00
博多どんたくの見所

出典:http://lifehack-ism.biz/
博多どんたくの見所はなんといってもどんたくパレードです。
昨年はどんたく隊と呼ばれるグループが600以上、23000人以上がパレードに参加しています。
古典どんたく隊や各地域、各種団体、企業、学校、有志などによるどんたく隊がそれぞれに趣向を凝らして街を練り歩きます。
アニメのキャラクター、仮装行列、チアリーディング、バトン、各企業のキャラクター、手作りの山車などありとあらゆるものがつぎつぎと登場します。
目の前で見ようと思う人は早めに行ってシートで場所取りをすれば最前列で座って見ることができます。
さらに今年は4年ぶりに明治通り沿いの水上公園内に観光桟敷席が復活します。
有料ですが、ゆっくりと座ってパレードを楽しみたい人にはお勧めです。
どんたく桟敷券は当日でも3500円で購入できますが、前売り券だと3000円です。
チケットぴあまたはローソンチケットで購入できますよ。
また博多や天神のお店ではどんたくセールをしているので、ウインドウショッピングをしながら、パレードを見るのもいいでしょう。
また市内に約30ヶ所設けられたステージではどんたく隊の演舞披露が行われます。
そして人気アイドルや地元出身のアーティストのライブもあります。
中でもベイサイドプレイス博多での催しは盛大で人気があります。
あなたのお気に入りのゲストに会えるかもしれませんよ。
さらに博多どんたくは見るだけではなく、私たちも参加することができるお祭りです。
例年5月4日18時を過ぎるとどんたく広場で、飛び入り可能なフィナーレの「総おどり」が行われます。
しゃもじをもらって叩きながらいっしょに踊るのです。
見よう見まねで形など気にしないで自由に踊ることができます。
この他バスをきれいに飾り立てた「花自動車」や、海上から夜景を楽しむことができる無料の「どんたくナイトクルーズ」もあります。
もちろん屋台もどんたく広場や演舞台付近にたくさん出ます。
パレードを見ながら、屋台をめぐり地元グルメを楽しむのもいいですね。
博多どんたくの歴史
室町時代の年賀行事「博多松囃子」を原型とするお祭りです。
松囃子とは年頭に福を祝って行う芸事のことで、博多松囃子は福神、恵比寿、大黒ならびに稚児がほうぼうを訪問して祝賀をする行事です。
またもともと年賀の無礼講のお祭りで、武士も町人も思い思いの格好をして踊ったり、笛や太鼓をたたいて町を練り歩いていました。。
これを「通りもん」といい、これが現代の博多どんたくにつながっています。
博多松囃子は一時中断されていましたが、明治時代「博多どんたく」として復活しました。
「どんたく」はオランダ語で休日を意味する「ゾンターク」からきているといわれています。
ちなみに半どんも半分休日ということで半分のゾンタークからきているそうです。
そして昭和37年に福岡市民総参加の祭りとして「博多どんたく港まつり」になりました。
多くの人がしゃもじを打ち鳴らしながら踊り歩いています。
この原点はその昔商家のお女将さんが夕食の支度中、聞こえてきたお囃子に浮かれて、手に持ったしゃもじを叩きながらお囃子に参加したことからきているといわれています。
今年のゴールデンウィークはしゃもじを叩きながら博多どんたくに参加してみましょう。
お祭りが2倍楽しめますよ。