イエスの方舟のシオンの娘(中洲)の場所や現在は?宗教事件の真相はでっちあげ?

    イエスの方舟

    「イエスの方舟」は千石イエスと呼ばれた千石剛賢さんが代表表を務める団体で、1980年頃に若い女性が集団失踪した事件として日本中で話題になりました。TBS系の「爆報!THE フライデー」でも特集されていますね。今回は、「イエスの方舟事件」の真相や事件後に福岡の中洲に拠点を移し、シオンの娘というクラブで活動を続ける「イエスの方舟」の現在について調べてみました。

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    イエスの方舟事件の真相は?

    1980年頃に若い女性が家庭を捨てて家出をし、「イエスの方舟」という宗教団体で共同生活を送っているとして警察に捜索願が出されます。

    捜索願は、1人の女性の家族からだけではなく合計7件も出されました。

    警察は捜査班を編成し、東京の国分寺で共同生活を送っていた「イエスの方舟」を調べましたが、女性たちは自主的に家出をし、「イエスの方舟」に入っているため強制的に連れて帰ることはできないとの見解を示します。

    しかし、それに納得できなかった、女性の家族は集団で「イエスの方舟」が共同生活を送っている国分寺に行って、無理やり女性たちを連れて帰ろうとしました。

    女性たちは、帰りたくないと言い張り家族と「イエスの方舟」のメンバーとの間でやり合うなど問題になり、「イエスの方舟」は、国分寺を引き上げ全国を転々とする逃亡生活を送り始めます。

    「イエスの方舟」は約2年間全国を転々していましたが、福岡のマンションを拠点にすることで落ち着きました。

    唯一中立の立場を貫いたサンデー毎日

    しかし、新興宗教に娘を連れて行かれたと主張する家族の手記が雑誌に掲載されたり、マスコミで「イエスの方舟」の千石イエス(千石剛賢)が若い女性を集めてハーレムのような生活を送っているかのように報じたことで、「イエスの方舟」が全国的に知られるようになります。

    マスコミの「イエスの方舟」叩きは日に日に増していましたが、マスコミの中で唯一中立の立場を取っていたのが鳥井守幸さんが編集長を努めていた「サンデー毎日」。

    「サンデー毎日」は、集団生活を送る女性の手記を掲載するなど「イエスの方舟」に密着取材を続けていましたが、「サンデー毎日」の記者が熱海の印刷会社の寮に引き入れました。

    一方で、警察は「イエスの方舟」の代表者である千石イエス(千石剛賢)や幹部5人に対して名誉棄損や暴行行為容疑で逮捕状を取ります。

    千石イエス(千石剛賢)は当日に病気が悪化し、当日に逮捕されることありませんでしたが、捜索願が出されていた7人の身柄を保護し、幹部一人を逮捕、3人に任意同行を求めました。

    そして、事態を沈静化するには女性たち自らの口で現状を説明することが必要と考えた「サンデー毎日」は、印刷会社の寮で会見をを設定。

    翌日、ついに女性たちの口から自分たちが自ら「イエスの方舟」に参加し、家族のもとに戻る気がないこと、警察や家族に無理やり連れ戻されそうになったことを告白しこれまでのマスコミの報道が事実無根であると主張したのです。

    実際、千石イエスとマスコミから呼ばれていた千石剛賢さんは「イエスの方舟」のメンバーからは「おっちゃん」と呼ばれて誰からも親しまれていたそうです。

    これを受けて、東京地検は千石イエス(千石剛賢)や他の幹部を不起訴処分としました。

    イエスの方舟事件はマスコミによって作られた?

    この事件の真相は、この女性たちの会見からも分かりますが、日本中を騒がせた「イエスの方舟事件」はマスコミの一方的な過激報道によって作られたと今では考えられています。

    自らの意思で家を出て「イエスの方舟」で共同生活を送ることを望んでいたにも関わらずマスコミの一方的な報道により、あたかも「イエスの方舟」が狂気に満ちた新興宗教で教祖である千石イエス(千石剛賢)はそんな女性を集めてハーレムを形成していると世間ではいつの間にか信じられるようになっていったのです。

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    中洲にあるシオンの娘の場所や現在の活動状況は?

    女性たちの会見によって、事件は収束に向かいましたが、「イエスの方舟」は再び福岡に戻り中洲で「シオンの娘」というクラブをオープンして「イエスの方舟」で共同生活をおくる女性たちがホステスとして働いているそうです。

    イエスの方舟

    出典:http://www.asahi.com/

    「おっちゃん」こと千石剛賢さんは、2001年に病気で亡くなっていますが、千石剛賢さんの意思を受け継いだ嫁のまさ子さんが「イエスの方舟」の代表者となって今でも「シオンの娘」の経営の他、家族や親類からの暴力から逃れてきた女性たちを助ける「駆け込み寺」のような施設の運営など、今でも活動を続けているそうです。

    シオンの娘
    住所:福岡県福岡市博多区中洲4丁目1-28
    電話:092 291 8259

    ちなみに、「イエスの方舟」には男性の参加者もいて、彼らは建設関係の仕事をしているそうです。

    まとめ

    マスコミの過激報道によって作られた「イエスの方舟事件」。

    今回始めて知ったのですが、当時は毎日のように報道がされていたそうなので日本中で話題になっていたようですね。

    「イエスの方舟」の代表者だった千石イエスこと千石剛賢さんについてはこちらの記事で詳しく書いています。

    > 千石イエス(千石剛賢)の経歴や嫁と子供の現在は?新興宗教の教祖がおっちゃん?

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