
地毛証明書が都立高校の約60%で提出させていることが分かり問題視されています。地毛証明書は髪の毛を染めたりパーマをかけることを防止するために行われているようですが、果たして本当に必要なのでしょうか?差別や人権侵害にあたるのではという意見もあるなど議論が活発化しているようです。
都立高校の60%で地毛証明書を提出!?
高校生が髪を染めたりパーマをかけたりすることに対して賛否両論ありますが、朝日新聞が都立高校に炊いて実施したアンケートによると都立高校の約60%が地毛証明書の提出を求めることがあると回答し話題になっています。
一般的に「地毛証明書」と言われているそうですが、高校によって呼び名が異なるようで「頭髪についての申請書」と呼んでいる都立高校もあるようです。
地毛証明書は、生徒の染色やパーマを防ぐために提出させるそうですが、もともと髪の毛が茶色ぽかったり、天然パーマの人もいると思うのですが・・・。
と思っていたらそういったケースには子供の頃の写真を提出させるんだとか・・・。
地毛証明書は差別や人権侵害になるのでは?
都立高校の約60%が実施しているという地毛証明書。
高校生が髪の毛を染めたりパーマをかけることを防ぐ狙いがあるそうですが、生まれつき髪毛の色が薄かったり、茶色ぽっかったりする生徒も中にはいるので、そういった生徒にも地毛証明書を提出させるケースもあるようです。
そういった生徒に対して地毛証明書を提出させることが差別や人権侵害にあたるのではという意見が専門家から上がっているそうです。
生まれつき、髪の毛が茶色ぽっかったり天然パーマであることを証明するために子供の頃の写真まで提出させることがあるそうですが、果たしてそこまでする必要が本当にあるのでしょうか?
髪の毛を染めたりすることが非行につながったりするからでしょうか?
子供の頃は髪の毛が黒くても、水泳をしている生徒はプールの塩素で色素が抜けたり、サッカーをやっている生徒は、太陽光に長時間あたるため髪の毛が焼けて赤くなったりするそうなので、そういったケースはどうやって証明するのでしょうか・・・?
少子化が進む中、都立高校は私立高校との競争が激しくなっていることもあり生活指導が行き届いている=荒れていないことをアピールする狙いもあるということですが、そんなことに時間や労力を費やすなら生徒の学力アップに注力した方がよっぽど効果がある気がするのですが・・・。
地毛証明書の書き方やテンプレートは?
地毛証明書についてみていると、地毛証明書の書き方やテンプレートが知りたいという人も多いようなので調べてみました。
証明書
○年○月○日
私○○は、△△の下記の事を事実で有ることを証明いたします。
○○
記
△△の毛髪は元々の物であり、染髪の事実はありません。以上
https://oshiete.goo.ne.jp
地毛証明書の書き方は上記のテンプレートを使って○○に保護者の名前を書き、△△に生徒の名前を書けばよいですね。
今回、地毛証明書がかなり話題になっているので、都立高校で地毛証明書の提出を求めるところは少なくなりそうですが・・・。
まとめ
都立高校の約60%が実施していることが分かり中には子供の頃の写真まで提出させるケースがあり問題になっています。
生徒の染色やパーマを防止するためというのは分かりますが、そこまでして髪の毛を染めさせるのをやめさせてどんな意味があるのか疑問です。
やめさせようとすればするほどそれに反発してこっそり染める生徒が出てくるでしょうし。
そこに時間と労力を使うなら別のことに時間を使ったほうがいいと思うのですが・・・。
See ya!