漢方ドックの料金や東京や大阪の実施病院は?人間ドックとの違いも気になる!

漢方ドック

漢方ドックというのを知っていますか?人間ドックではなくてこの漢方ドックが30歳以上の女性の間で人気となっているそうです。フジテレビ系の「フルタチさん」でも特集されるという漢方ドックですが、一体どんな診断をしてくれるのでしょうか?今回は気になる漢方ドックについて調べてみました。

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漢方ドックって何?

最近、30歳以上の女性の間で人気となっている漢方ドックですが、一体どんな診断をするのでしょうか?

漢方ドックというくらいなので、漢方と関係がありそうですが、そもそも漢方でどういった診断をするのかが分かりません・・・。

ということで、漢方ドックで行われる診断について調べてみたところ

  • 脈診
  • 舌診
  • 腹診

という主に3つの診断方法で診断するそうです。

どういった診断をするのかひとつずつ見ていきましょう。

脈診

脈診は、患者さんの脈の強さや速さと脈のリズムを実際に脈に触れてチェックします。

身体が正常であれば、脈は一定のリズムでうちますが、どこか悪かったりすると脈が乱れたり不規則になるそうです。

また、漢方医学などの中国医学では血の健康状態が脈にも現れるため脈診をすることで、人間の臓器の状態が分かると言われているそうです。

舌診

舌診は、漢方医学など中国医学ではよく行われる診断で、患者さんの舌の状態をチェックすることで、身体の状態が分かると言われています。

具体的に舌の何を見るのかというと、舌の色や形と潤いをチェックし、舌苔(ぜったい)と言われる、舌の表面にある白い苔状の部分の色や厚さなどをチェックするそうです。

例えば、舌苔に潤いがある場合は正常ですが、もし舌苔が乾いている場合は、血や体内の水分に問題があると考えられるそうです。

腹診

腹診は、日本の漢方医が発達させた診療方法と言われていて西洋医学で行われる腹診とは診療方法も異なるそうです。

西洋医学の腹診は、膝を曲げた状態で行われますが、漢方の腹診は、仰向けに寝て膝を伸ばした状態で行われます。

膝を伸ばした状態だと、お腹に力が入ってしまいそうですが、身体が健康であれば、膝を伸ばした状態でもリラックスできると考えられているそうです。

逆に、膝を伸ばした状態でお腹に力が入ってしまう場合は、内臓のどこかが悪くそれが腹筋の緊張状態を作り出していると考えられるそうです。

腹部には、身体の様々な状態が反映されると言われていて、腹部の緊張状態を診ることで身体のどこに問題があるのかが分かるそうです。

漢方ドックと人間ドックの違いは?

人間ドックは基本的に西洋医学の診療方法で様々なデータやレントゲン画像などからガンなど発生初期の段階で自覚症状がほとんどなく、発症していても気づきにくい病気の早期発見することができると言われています。

一方、漢方ドックでは、「疲れやすい」、「よく頭痛がする」、「足がむくみやすい」など、西洋医学の検査をしても「異常なし」とされるような自覚症状がある人を先程挙げた漢方医学で用いられる3つの診療方法で診断することで、身体のどの部分に問題があるのかを探し出す事ができるそうです。

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漢方ドックの値段?

人間ドックは高いというイメージがあるという人も多いと思いますが、人間ドックの場合は、病院によって異なりますがだいたい3万円〜5万円くらいになるようです。

一方の漢方ドックは、5000円以下で受けられる病院が多いようです。

東京・大阪・名古屋などで漢方ドックが受けられる病院は?

漢方ドックは、漢方医が診療するため、漢方医がいる病院でのみ受けることができます。

東京

  • 北里大学東洋医学総合研究所
  • 東京女子医大東洋医学研究所

大阪と名古屋に関しては、漢方による専門治療が受けられる病院はいくつかあるようですが、「漢方ドック」というかたちで診療している病院は見つかりませんでした。

まとめ

日本のお医者さんは、大学で医者になるために西洋医学を勉強する必要があり、漢方医学などの中国医学のみを勉強してもお医者さんになることはできません。

場合によっては、漢方医学で用いられる診療方法で診療することで、身体の不調を改善出来ることもあると思うのですが、現状は個人的に漢方医学を学んだお医者さんがいる病院でのみ対応しているようです。

See ya!

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