
甲府UFO事件は、今から40年以上前の1975年に山梨県甲府市で起きた小学2年生の少年二人がUFOに遭遇した事件です。この甲府UFO事件がフジテレビ系の「世界の何だコレ!?ミステリー」で特集されるそうです。一体どんな事件だったのか気になったので、今回は甲府UFO事件についてまとめてみました。
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甲府UFO事件の真相は?
UFOの話は、普段はあまり話題になることはありませんが、何かがきっかけで多くの人が注目することがあります。
最近ではアメリカの大統領選挙がそうでした。
2016年のアメリカ大統領選挙の際、ヒラリー・クリントン候補が自分が当選したらUFOの情報を公開すると選挙戦で言っていましたが、ご存知の通りトランプ候補が大接戦となった大統領選挙で奇跡的な勝利をあげ、第45代アメリカ合衆国大統領に就任しました。
ヒラリー・クリントン候補は、UFOに関する情報を公開すると言っていたのに対してトランプ大統領は、選挙戦でUFOの話題について触れることがなかったため、一部のUFO学者などはトランプが勝利したのは裏で宇宙人が大統領選挙戦にも関与していて、UFOの情報を公開すると公言したヒラリー・クリントン候補が大統領になることを嫌ってトランプが大統領になるようにしたと言って話題になっていましたね〜
そんなUFOの存在が日本で一番注目されたのが、この甲府UFO事件と言われています。
一体どんな事件だったのでしょうか・・・?
UFOとの最初の遭遇
甲府UFO事件は、1975年の2月23日に山梨県甲府市で起きました。
当時小学2年生だったY君とK君は夕方自宅の近くで遊んでいると東の空にオレンジ色に光っている2つの飛行物体を見つけました。
2つの飛行物体のうち1つはすぐに遠くに行ってしまいましたが、残った方は少しずつ2人に近づいてきたそうです。
そして、その飛行物体は二人の頭の上で止まりました。
頭上で奇妙な光り発している飛行物体。
一体に何が始まるのかと怖くなった二人は近くのお寺に隠れました。
すると、二人を追ってきた飛行物体は最初に消えたもう一つの飛行物体の方に飛んで行ってしまいました。
あれはUFOにだったのでしょうか?
どちらにしても、この不思議な体験をした2人はこの後さらに変わった事件に遭遇します。
ぶどう畑に現れたUFO
頭上を飛んでいた飛行物体から逃れることができたY君とK君は、いつの間にか辺りが薄暗くなっていたので、急いで家に帰ることにしました。
家に向かって帰る途中ふとぶどう畑を見るとなんだか光っています。
なんと誰もいないぶどう畑に炎があがっていたのです!
火事かと思って2人が近づいてみるとそこには先程の飛行物体と同じような形をした直径5m、高さ2mくらいのUFOと思われる物体ががとまっていたそうです。
当時、小学2年生だったY君とK君は、怖かったけど好奇心旺盛な年頃ということもあり思い切って、UFOに近づいてみました。
二人は、後にUFOと思われる物体の特徴を聞かれてこのように答えています。
- 直径5m(資料によっては2.5m)
- 高さ2m(同1.5m)
- ドーム部分の下に皿を逆さにしたような本体のある円盤型
- 底部に3個の球形の着陸ギア
- ドームと本体の間に半透明の四角い窓がいくつもある、黒い枠が沢山はめ込まれていた
- 機体表面はステンレスのような銀色で、薄暗く輝いていたように見えた
- 本体には見たこともない文字が5個書いてあった
- 最初はドーム部分が回転していたがしばらくすると停止した
参考:http://ufojikenbo.blogspot.com.au
UFOの周りを注意深く見て回っているといきなりドアがあいて階段が降りてきました。
そして、そこから宇宙人らしき生物が下りてきたそうです。
これだけ聞くと、本当なの?と疑ってしまいたくなりますが、二人はかなり克明にその時の様子を覚えていました。
- 宇宙人の姿身長120〜130cmくらい
- 顔の色は茶色
- 頭部に髪の毛は生えていない
- 顔一面に深い横ジワが走っていて、目がない
- 口のあたりに3本の銀色の牙が生えていた
- 耳はウサギのように長く大きく尖っており、真ん中には穴があいていた
- 手の指は4本で、茶色の手袋のようなものをしていたように見えた
- 足の指は長靴のようで、足袋のように2本に分かれていた
- 銀色に光る服を着ていて、腰にベルト
- 先端がラッパのように開いた銃らしき物を肩からさげていた
参考:http://ufojikenbo.blogspot.com.au
これらの情報を総合するとかなり奇妙な生物のようですが、よく二人は怖くなって逃げ出さなかったですね〜!
その時の状況があまりに常識を逸していて、まるでゲームの中にでもいたような感覚だったのかもしれません・・・。
宇宙人から逃げるY君とK君
UFOから宇宙人が降りてきた時に、Y君とK君はちょうどUFOを挟むような位置に立っていたそうです。
最初にK君が立っていた場所の近くのドアがあいて宇宙人が降りてきたそうですが、K君がふとY君の方を見ると、Y君の後ろにもう一体の宇宙人が立っていました。
その宇宙人はY君の肩を2回ほど叩いてキュルキュルという音をたててまるでY君に話しかけているようでした。
いきなり、宇宙人に肩を叩かれたY君は、驚いて恐怖のあまり腰を抜かして動けなくなってしまいその場に倒れこんでしまいます。
このままでは、Y君がやばいと思ったK君は宇宙人が少しY君から離れた隙にY君をおぶって宇宙人から逃げ出したそうです。
同じ小学2年生同士で腰も抜けていたY君をおぶるのはかなり大変な気がしますが、人は時に信じられないような力が出る時があります。
昔から火事場の馬鹿力と言われる、ピンチの時に普段以上の力が出るというアレですね。
Y君を助けなきゃという一心でK君も火事場の馬鹿力でY君の救出したK君は、家まで突っ走って帰ったそうです。
甲府UFO事件の目撃者
ここまでを見ると小学2年生の少年二人が作った作り話のような気がして全て二人の少年が作り出した嘘なのではと思ってしまう人もいるかもしれないですが、甲府UFO事件でUFOを目撃したのはY君とK君だけではなかったのです!
Y君を背負って家に帰ったK君ですが、ちょうどK君の家にはY君のお父さんお母さんと1歳上のお兄ちゃんが来ていました。
自分たちが見てきた状況を話すY君とK君の興奮した様子を見て、二人の母親とY君のお兄ちゃんで一度二人がUFOと宇宙人に遭遇したというぶどう畑に確認しに行くことになりました。
ぶどう畑の少し手前までくると、先ほどまで二人がいたところには、オレンジ色の光を放つUFOとみられる物体がまだあったのです。
それを見た母親の一人が急いで家に戻って今度はお父さんを連れてきます。
後にK君のお父さんは「目がくらむようなオレンジ色の光が見えた。あれがライトということはない」と話しているので、お父さんもぶどう畑にいたUFOを見ていたようです。
しかも、Y君のお兄ちゃんは、宇宙人がUFOの近くを歩いているのを見たと証言しています。
ここまでは、Y君とK君家族の目撃情報だけですが、実はこの甲府UFO事件には他にも多数の目撃者がいたのです。
Y君とK君家族以外の主なUFOや宇宙人の目撃者は
- ぶどう畑からUFOが飛び立つのを目撃した当時の甲府市環境センターの管理人
- Y君とK君が宇宙人に遭遇した現場近くを車で走っていたSさんという保険外交員の女性が同じく宇宙人に遭遇
- 1975年頃に甲府市に住んでいた作家の景山民夫さんも空を飛んでいたUFOを見たと証言
の3名。この目撃情報が多数あることも甲府UFO事件の特徴と言えるでしょう。
甲府UFO事件でUFOや宇宙人に遭遇した場所
複数の目撃情報がある甲府UFO事件ですが、甲府市のどこでそれぞれUFOや宇宙人に遭遇したのかを調べてみたら、遭遇した場所をまとめたマップがありました!
これを見るとぶどう畑を中心にUFOや宇宙人に遭遇していることがわかります。
甲府UFO事件の証拠は?
甲府UFO事件には、その後山梨日日新聞の協力の元現地調査が行われました。
それによると、Y君とK君がUFOや宇宙人に遭遇したブドウ畑は、コンクリート柱の3本ほど折れていたり、柱をカバーしていた金網が重い物を乗せたような感じで広がっていることが発見されたそうです。
また、地面には数か所の穴があったり、リヤカーの引いたような後も残っていました。
その他にも、事件に興味を持った高校教師がガイガーカウンターで1ヶ月間現場の放射線量を測定したところ自然放射能よりエネルギー量が多いことが確認されたそうです。
Y君とK君の現在は?
当時小学2年生だったY君とK君は現在50歳となったそうですが、2月22日にこの甲府UFO事件を特集する「世界の何だコレ!?ミステリー」に出演して、UFOや宇宙人に遭遇した現場で当時の状況を話すようです。
大人になったY君とK君の口からどんなことが語られるのか楽しみですね〜!
See ya!