
ポール・ウォルシュットは52歳のカナダ人男性でしたが、自分が性同一性障害だと気づき現在は8歳の少女ステファニー・ウォルシュットとして生活しているそうです。今回は、壮絶な人生を送っているポール・ウォルシュット(現ステファニー・ウォルシュット)について調べてみました。
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ポール・ウォルシュットは結婚して子供が3人いた?
世界には様々な人生を送っている人がいますが、ポールウォルシュットの人生もかなり衝撃的です。
それでは、ポールウォルシュットがまだ普通の男性だった頃から見ていきましょう。
カナダ人のポール・ウォルシュットは高校時代から付き合っていた彼女と結婚して3人の子供の父親でした。

出典:http://www.dailymail.co.uk/
ポール・ウォルシュットは父親として家族を養うために機械工として一所懸命働いていました。
しかし、高校生の頃から女の子っぽい格好をすることが好きだったポール・ウォルシュットは、自分の身体的な性別と心の性別が一致していないことに違和感を抱えながら生きてきました。
性同一性障害に気づいたポールウォルシュットが取った行動は?
そして、46歳になったポールウォルシュットは単に女の子っぽい格好をするのが好きなだけでなく、自分が性同一性障害であることに気づいたそうです。
嫁のマリアに相談したところ、夫が性同一性障害であることを受け入れることが出来なかったため、ポールに性同一性障害を続けるつもりなら家から出ていくように言ったそうです。
何か妥協案はないのかと思ってしまいますが、嫁のマリアの意思は固く、ポール・ウォルシュットも女性として行きていくことを諦めることができなかったため、家を出ていくことに・・・。
その後、ポール・ウォルシュットはホームレス生活をしたり、自殺未遂を繰り返すなど壮絶な時を過ごします。
この期間にどういったことがあったのか詳しくは分かりませんでしたが、ある時そんなポールウォルシュットに理解してくれる人たちに出会ったことで、彼の人生は大きく変わっていきます。
8歳の少女になったポールウォルシュット
ポール・ウォルシュットの話を聞いた年配の夫婦はポール・ウォルシュットを家族として受け入れることにしたそうです。
女性として生きていくことにしたポール・ウォルシュットは、自分が子供時代に女の子として生活できなかったため、なんと8歳の女の子のステファニーとして新しい家族と生活をともに送ることにしたそうです。

出典:http://www.dailymail.co.uk/
新しい家族はそんなステファニーとなったポール・ウォルシュットを全面的に受け入れステファニーを8歳の少女として養子縁組までしてくれたそうです。
養子縁組をした両親には、子供と孫もいるそうですが、みんな新しく家族の一員となったステファニーを全面的に受け入れています。
それ以来ステファニーは、8歳の女の子として暮らしていましたが、ある日養子縁組をした両親の孫と遊んでいる時に、その孫娘から自分の妹になってくれないかと言われました。
その孫娘が7歳だったので、それ以来ステファニーとなったポール・ウォルシュットは6歳の女の子として幸せな生活を送っているそうです。
52歳の男性が6歳の少女になったけど法律的な問題はないの?
52歳のポール・ウォルシュットが6歳の少女になるというのは、法律的な問題はないのでしょうか?
性同一性障害の人を受け入れるため、カナダでは一部を除いたほとんどの州で、州法によって生まれた時に登録される法的な性別を後から変更することが認められているそうです。
そのため、法律的には男性だったポール・ウォルシュットが女性として生活していくために法的な性別も変更することは問題ないようです。
6歳の少女になったというのは、単に家で他の家族がポール・ウォルシュットのことを6歳の少女として接するというだけなので、こちらも問題なさそうですね。
まとめ
高校生の頃から付き合って結婚した奥さんと3人の子供がいたのにも関わらず、性同一性障害に気づいたことで、それまでの人生と家族を捨てて女性として生きていく道を選らんだポール・ウォルシュット。
ポール・ウォルシュットは最終的にありのままの自分を理解してくれる新しい家族に出会って幸せを手にいれましたが、別れた奥さんのマリアやマリアとの間にいた3人の子供たちは現在どのような生活を送っているのでしょうか?
ポール・ウォルシュット自身の人生も壮絶ですが、自分の父親がある日突然少女になりたいと言って家を出ていってしまったこの子供たちも別の意味でとても複雑な人生を送っているのでhないでしょうか。