青柏祭2017の日程や駐車場のおすすめは?でか山による交通規制はいつ?

    青柏祭

    青柏祭(せいはくさい)は石川県七尾市で盛大に行われる曳山行事で、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。もちろん2017年も青柏祭は開催されます。毎年多くの来場者が訪れるので、渋滞や駐車場を見つけるのが大変です。そこで今回は、青柏祭の日程とおすすめ駐車場や交通規制などについてまとめてみました。

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    青柏祭の開催日程

    青柏祭(せいはくさい)は石川県七尾市で毎年5月の連休中に行われる大地主神社(山王神社)の例大祭です。

    七尾四大祭のひとつでもある青柏祭は今年も5月3日(水)~5日(金)の期間で行われます。

    青柏祭のアクセス

    青柏祭のメイン会場は例大祭が行われる大地主神社です。

    まず大地主神社がある七尾市へのアクセスです。

    鉄道利用の場合

    いずれの場合も金沢まで行きそこから七尾線に乗り換えて七尾駅下車となります。

    七尾線は通常は本数が少ないのですが、青柏祭期間中は例年臨時快速列車が出るので便利です。

    • 関東方面からは北陸新幹線利用で約4時間50分
    • 関西方面からは特急サンダーバード号利用で約3時間20分
    • 名古屋方面からは特急しらさぎ号利用で約3時間50分
    • 金沢から特急で約50分(普通列車で約1時間半)

    車で行く場合

    • 関東方面からは東名~名神~北陸自動車道~能登有料道路で約7時間30分
    • 関越~北陸自動車道・能登有料道路で約6時間30分
    • 関西方面からは名神~北陸自動車道~能登有料道路で約5時間
    • 名古屋方面からは名神~北陸自動車道~能登有料道路で約4時間

    大地主神社は七尾駅から歩いて約14分のところにあります。

    青柏祭のおすすめ駐車場や渋滞は?

    車で出かけるのはとても便利ですが、こうしたイベントのときに気になるのが駐車場ですね。

    各地から多くの観客が訪れる大きなお祭りなので毎年臨時駐車場が設けられます。

    青柏祭期間中は七尾港から七尾市役所周辺にかけて七尾市立山王小学校、能登食祭市場駐車場など9か所の臨時駐車場が準備されますよ。

    おすすめの駐車場はなんといっても能登食祭市場でしょう。

    超巨大な3台の山車・でか山が集結する青柏祭の一番のクライマックスがこの能登食祭市場前なのです。

    3台のでか山の集結時間は5月5日の午前11時半ごろなのでそのころは交通規制あり、渋滞ありとせっかく車で行っても間際では身動きがとれなくなります。

    車で出かける場合には渋滞を見込んで時間の余裕をもって動くことです。

    能登食祭市場の各店舗はだいたい8時半ごろから開店しています。

    早い時間に能登食祭市場に入っていれば曳山の集結も余裕で見ることができますね。

    無料駐車場は全部あわせて1500台ほど収容可能です。中でも七尾駅裏や市役所前は便利ですが、こちらへも早い時間に行くことをおすすめします。

    また七尾駅前の商業施設と公共施設の併用施設であるミナクルの駐車場は100台駐車可能で24時間開いており、3時間までは無料です。

    同じく七尾駅前にあるパトリアの駐車場は7時半から21時半まででこちらも3時間は無料となっています。

    曳山が集結するのは能登食祭市場前のあとは13時前後に七尾駅前(ミナクル・パトリア)と17時前後に御祓川仙対橋となっています。

    七尾駅裏や市役所前、またミナクル・パトリアに停めておいても曳山の集結を見ることができます。

    ただ、交通規制もありますし、渋滞の可能性もあるのでどの駐車場も早めに駐車したほうがいいでしょう。

    市内には他にも有料駐車場がありますが、祭り期間中は交通規制が敷かれるのでたどり着くまでが大変です。

    車で動かれる方はとにかく時間に余裕をもって早めに動きましょう。

    最近では皆スマホやタブレットをお持ちかと思いますが、無料駐車場へのアクセス方法などリアルタイムの情報を得るにはやはり便利なツールと言えますね。

    青柏祭の交通規制

    曳山の運行のため、メイン通りとなる七尾駅前から府中町にかけて毎年9時~19時にかけて交通規制があります。

    また、三島~府中東、七尾駅前から七尾駅北にかけても9時から半日ほど交通規制があります。

    公式サイトでは交通規制対象区域や道路の混雑状況、駐車場の空き状況などが随時更新されるので車で行かれる場合には公式サイトを確認しながら動くといいでしょう。

    青柏祭の花火

    青柏祭では以前は祭りに合わせて花火大会が開催されていましたが、2010年をもって廃止となってしまいました。

    今では花火は曳山を引き出すときの合図として打ち上げられるだけとなりました。

    鍛冶町では5月3日午後9時30分、府中町では5月4日午前1時に曳山を引き出すときの合図として花火が打ち上げられます。

    魚町の曳山が出されるのは5月4日の朝の8時なので、このときには花火の合図はありません。

    青柏祭のその他の見どころ

    3日間開催される青柏祭ですが、何といっても見どころは5月5日の曳山の運行でしょう。

    この曳山は日本一大きいので「でか山」ともいわれ、歌舞伎の名場面が人形によってしつらえてあります。

    それだけではありません。でか山の上には木遣り衆が乗り込み木遣り唄を歌い音頭をとるのです。

    そして、この日本一大きいといわれる山車「でか山」3基が七尾市の狭い街中を曳き回されるのは圧巻です。

    この曳山の運行、3つの見どころがあります。

    まず、辻廻し。

    何せ狭い通りを高さ12m、重さ20tもある山車が建物すれすれに運行されるわけで、方向転換するのも大変です。

    大きなテコで前輪を持ち上げて小さな補助輪をはめ込んで一気に90度方向転換させるのが辻廻しです。

    T字路やテコを使えない場所では山車を斜面に押し上げて前輪を浮かせる「せり上げ」という方法で行われます。

    日中であれば仙対橋付近で見られます。

    5日には3回、3基が一堂に会しますが、3基とはいえ何しろ高さ12m重さ20tもあるのですからその迫力はすごいものです。

    11時ごろ能登食祭市場、12時ごろ七尾駅前、14時半ごろ御祓川仙対橋で集結する3基を見ることができます。

    そして、祭りの終焉、夜の曳き納めこそほんとうの見どころといえます。

    府中町のでか山が大手町から印にゃく神社へと動くとき、鍛冶町のでか山が山王神社境内へと納められるのですが、かなりのスピードがあるので迫力があります。

    そして、その後厳かな雰囲気の中で七尾まだらが披露されます。

    青柏祭の歴史

    昔から日本には春から秋にかけて山車を曳く祭礼行事が多くあります。

    青柏祭の曳山行事の起源は室町後期の武将畠山義統のころに曳山を奉納したことからといわれています。

    青柏祭自体は978年~983年の天元年間に当時の能登の国司だった源順が4月の申の日に始めたのが起源だといわれており、神へのお供え物を青い柏の葉に盛ったことから由来しているようです。

    青柏祭は今では国の重要無形民俗文化財に指定されており、ユネスコの無形文化遺産にも登録されています。

    歌舞伎の名場面の舞台がしつらえられた日本一の大きな山車を見るだけでも相当な迫力ですが、狭い市内を曳き回される様子や3基が一堂に会しての木遣り唄の披露は一見の価値があります。

    今年のゴールデンウィークには日本一大きな曳山を見に行きましょう。

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