
世界一長い桜並木は青森県弘前市の岩木山のふもとにあります。世界一長い桜並木と名付けられていることからもかなりの長さの桜並木であることが分かりますが、一体どれくらいの長さになるのか気になります。毎年桜の時期になると多くの人が訪れる岩木山のふもとにある世界一長い桜並木ですが、2017年の桜の開花予想や見頃時期はいつ頃になるのでしょうか?今回は、桜の開花情報やお花見に行く時に役立つアクセスや駐車場について調べてみました。
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世界一長い桜並木(岩木山)の開花予想
世界一長い桜並木といわれているだけあって百沢から常盤野県道沿いの支線を含む約20kmもの桜並木です。
百沢~嶽間総延長約20㎞に6,500本のオオヤマザクラが咲き誇る並木道はそれは美しいものです。
岩木山の山麓標高200m~450mのところにあるこの桜並木の桜は弘前城の桜が見ごろとなるころにやっと咲き始めます。
今年の弘前城の桜の見ごろは4月下旬ですが、世界一長い桜並木のある岩木山の桜は4月下旬になってやっと開花するようです。
世界一長い桜並木(岩木山)の見頃時期

出典:http://ameblo.jp/lieber11
青森県岩木山の桜はオオヤマザクラといわれる品種ですので、ソメイヨシノよりも開花時期は遅くなります。
また標高も高いので弘前城の桜が見ごろを迎える時期になってやっと標高が低いところから咲き始めるため、岩木山の桜並木の見ごろは5月のゴールデンウィークごろとなるでしょう。
オオヤマザクラは濃いピンク色で可憐な花を咲かせ、ソメイヨシノとはまた違った趣がありますよ。
弘前公園で毎年開催される2017年の弘前さくらまつりの開催日程は2017年4月22日(土)~5月7日(日)ですが、岩木山独自の桜まつりは開催されません。
屋台や露店が立ち並び多くの人でにぎわう弘前さくらまつりの喧騒を離れ、お祭り気分とは違い大自然の中でゆったり歩きながらの桜の鑑賞もまた格別です。
お花見で長時間地面に座るのが疲れる人はアウトドア用座椅子がおすすめです。
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世界一長い桜並木(岩木山)のアクセスや駐車場
バス利用の場合
JR弘前駅から弘南バス百沢線約40分「岩木荘前」下車徒歩約10分
JR弘前駅から弘南バス百沢・枯木平線約40分「岩木神社前」下車百沢登山道徒歩約30分
並木のみち区間はバス乗車フリー区間になっています。
車の場合
東北道大鰐弘前ICからアップルロードを経由して約35分
お花見スポットによっては、桜の時期だけ駐車場を有料にするところもありますが、世界一の桜並木の駐車場は桜の期間中も値上げすることなく無料のままなんだそうです。
世界一長い桜並木(岩木山)の穴場スポット
「小森山入口」のバス停辺りから「嶽温泉郷」バス停辺りにかけては「並木の遊歩道」があります。
北側にせまる岩木山や桜並木をながめながらゆったりと散策してみてはいかがでしょうか。
岩木山総合園付近の桜もなかなかの穴場です。
ドライブしながらの桜もよいですが、無料駐車場があるので車を止めて付近を散策するのもいいですね。
ピンク色の桜の合間からのぞくまだうっすら雪が残る岩木山とのコントラスト、それはそれは美しい風景です。
また「小森山入口」のバス停から少し奥に入ると「桜林公園」があり、こちらもお花見スポットとなっています。
桜は咲き始め、五分咲き、七分咲き、満開と段階を経てそれぞれの美しさがありますが、20㎞にも及ぶ桜並木は散り始めもまた美しいものです。
風に吹かれて舞う花びらはなんとも幻想的。
屋台や露店が気になる人もいると思いますが、観光物産案内所があり、軽食や物産販売が行われています。
お花見でビールを飲むなら携帯用ビールサーバーがあると便利ですよ!
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まとめ
弘前公園の桜の見ごろから1週間後ぐらいに見ごろを迎えるのが岩木山の世界一長い桜並木。
岩木山をぐるりと囲む桜の並木をネックレスに見立てて「岩木山オオヤマザクラネックレスロード」とも呼ばれていますよ。
岩木山周辺には泉質の異なる温泉郷があちこちにいくつもあります。
百沢温泉郷や嶽温泉郷は桜並木にも近く、ゆったりと桜を見ながら散策した後に温泉でリフレッシュするのもよいかもしれませんね。
世界一の桜並木のライトアップはありませんが、一部外灯があるので夜桜を見ることもできるでしょう。