商工中金の不祥事の真相は?鹿児島以外の支店でも不正が横行?!

    商工中金

    商工中金の不祥事が明るみに出た問題で世耕弘成経済産業相が業務改善命令を出すという意向を表明し今後の動向が注目されています。書類の改ざんや不正の隠蔽が横行していたと言われている商工中金の不祥事ですが、今後真相が明らかになるのでしょうか?

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    商工中金の不祥事の真相が気になる!

    政府系金融機関として中小企業に融資している商工中金で大規模な不正が行われていることが発覚し問題なっていますが、この商工中金の不祥事は当初言われていた鹿児島支店だけの問題ではないようです。

    不正はもっと大規模に行われていたようで、組織的な不正が実行されていた模様。

    商工中金に組織ぐるみの大規模な不正が行われていた背景には融資担当者に課せられていたノルマがあるようです。

    商工中金では、半年に1回の頻度で支店長会議が行われるそうですが、そこで商工中金の本部から各支店に数値目標が与えられ、各支店ではこの数値目標を達成するために書類の改ざんや不正の隠蔽が横行。

    商工中金の本部が各支店に設定していた数値目標は、ほとんどノルマのようなものだったそうなので、各支店ではこのノルマを達成するため不正をすることが日常化していた可能性が指摘されています。

    例えば、融資先の業績をわざと悪く見せて低利融資の条件に見合うようにしたり、本来は自然災害や金融危機によって資金繰りに困っている企業に対して融資を行う危機対応業務と言われる制度を悪用し本来は条件に見合っていない企業に対して融資を行うなどが横行していたようです。

    実際、2015年に実施された危機対応融資で、台風などの自然災害が理由で行われた融資はなんと1%以下。

    残りの融資は、デフレや原材料の高騰によるものだったそうです。

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    商工中金の不祥事は鹿児島以外の支店でも不正が横行

    商工中金

    出典:http://penta5404.blog.jp/

    商工中金の不祥事は不正が発覚した当初は鹿児島支店で不正が見つかったと発表されていました。

    不正の件数や不正に関わっていた人数などの詳細も発表されていませんでしたが、その後の報道で他の支店でも不正融資が横行していたとされると一転鹿児島以外の3つの支店でも不正があったと発表。

    しかし、商工中金の不正融資はそれ以外の支店でも行われていたのではとも言われているようなので、今後も商工中金の不祥事についての報道に注視していきたいと思います。

    まとめ

    本来、中小企業に必要な融資を行う商工中金が不正融資を行なっていたことが発覚し注目されてる商工中金の不祥事ですが、政府系金融機関ということで不正が発覚しても処分や調査が曖昧にされるのではという懸念も指摘されていますが、身内に甘い対応をするのではなくしっかりと原因究明と適切な処分を関係者に下して欲しいですね〜。

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