
マイアミ空港などのアメリカの空港でTSA(Transportation Security Administration)という運輸保安局の空港職員が乗客の預け荷物からパソコンやiPad、カメラなどの貴重品を盗んでいたという集団盗難事件があったそうです。空港職員による盗難事件ということで一体どんな事件か気になったので調べてみました!
アメリカで空港職員による集団盗難事件が発覚?!
長年に渡ってアメリカのマイアミ空港で荷物が盗まれたという多数の苦情が寄せられたことで、地元の警察は空港内部に監視カメラを設置。
すると、そこには多数のTSA(Transportation Security Administration)と呼ばれている運輸保安局の空港職員が飛行機に乗る際に乗客が預けた荷物から
- 現金
- パソコン
- iPad
- カメラ
- 時計
- 宝石類
などの貴重品を盗んでいる様子がバッチリ映っていたのです。
なぜTASは荷物から貴重品を盗めたのか?
TSA(Transportation Security Administration)と呼ばれている運輸保安局の空港職員は、2001年に起きたアメリカの同時多発テロ事件以来、危険物が乗客の荷物に紛れ込んで飛行機に載ってしまうことを防ぐために、持ち主がチェックインをして荷物が手から離れた場所でも荷物を検査することができる権限を持っていたのです。
この権限は、あくまでも危険物を飛行に載せないようにするためで、場合によってはTSAには乗客のスーツケースの鍵を壊して荷物を開けてチェックすることも許されているそうです。
この権限を悪用して、多数のTSA(運輸保安局の空港職員)が持ち主の手から離れた荷物を開けて基調を漁るという盗難を繰り返していたことが、警察が設置した隠しカメラの映像で発覚したのです。
マイアミ空港が一番被害が酷かったようですが、アメリカ全土の空港で盗難事件が頻発していて、
- マイアミ空港
- ニューヨーク のJFK空港
- ロサンゼルス空港
- アトランタ空港
- ラスベガスのマッキャラン空港
などの空港で盗難が頻発していたようです。
一連の盗難の事件でなんと513人ものTSA(運輸保安局の空港職員)がクビになりました。
アメリカの空港で起きた集団盗難事件の被害総額は?
マイアミ空港をはじめとするアメリカ全土で盗難は起きていて、チェックイン済みの荷物から貴重品がなくるという盗難事件が、計25016件も起きたそうです。
そして、一連の盗難事件のトータルでの被害総額は$2.5 million にものぼるそうです。
まとめ
今回の事件はアメリカで起きた話ですが、チェックインをしてしまえば、スーツケースなどの預け荷物は安全とばかり思っていましたが、そうでもないようですね。
米国で起きた事件とはいえ空港職員による集団盗難事件があったということなので、海外旅行をする時は特に貴重品は預け荷物には入れないで自分で手荷物として持ち込むようにした方がよさそうですね。
See ya!