
週刊住宅新聞社は「うかるぞ宅建士」や「うかるぞ社労士」シリーズや不動産専門紙の 「週刊住宅」などを発刊していましたが、先ほど週刊住宅新聞社が倒産したというニュースが入ってきました。週刊住宅新聞社は3月に長尾社長が死去した後に妻の長尾睦子さんが代表となって会社を立て直そうとしていたそうですが残念ながら倒産する運びとなったようです。
週刊住宅新聞社が倒産
最近、企業の倒産が相次いでいますが、今度は「うかるぞ宅建士」や「うかるぞ社労士」シリーズや不動産専門紙の 「週刊住宅」などを発刊していた週刊住宅新聞社が倒産したというニュースが入ってきました。
(株)週刊住宅新聞社(TDB企業コード:982117919、資本金3500万円、東京都新宿区新宿1-9-4、代表長尾睦子氏ほか1名)は、5月1日に事業を停止した。今後、自己破産を申請する見通し。
参考:https://www.tdb.co.jp
一時は年間10億円の売上があった時期もあったそうですが、新聞業の購読数の減少に歯止めが絶たず、頼りの通信教育事業だけでは新聞業の損失をカバーしきれずに、昨年9月期の年売上高は約6億円まだ下がっていたそうです。
「うかるぞ宅建士」や「うかるぞ社労士」シリーズはどこの本屋さんも置いてあった気がするのですが、ネットの普及で出版業界はこれまでのやり方で経営をしていくのは難しい状況なのかもしれません。
出版業と合わせてネットを使った教育コンテンツを作るなど新たな取組みをしていかないと本の出版だけでやっていくのが難しい時代なのかもしれないですね〜。
週刊住宅新聞社の倒産理由は?
今回の報道によると、週刊住宅新聞社は赤字経営が続いていたようですが、更に追い打ちをかけるように3月に長尾社長が死去。
週刊住宅新聞社の社長だった長尾浩章(ながおひろあき)氏は57歳という若さで亡くなったそうです。
その後に妻の長尾睦子さんが代表に就任し会社を立て直すために、M&Aの可能性なども模索したそうですが、うまくいかず今回自己破産申告をすることになったようです。
まとめ
今回の週刊住宅新聞社が倒産するというニュースを受けて、「うかるぞ宅建士」や「うかるぞ社労士」シリーズで資格を取得した人から、「お世話になったのに・・・」、「この本で勉強して一発合格できたのに・・・」と、週刊住宅新聞社の倒産を惜しむ声が挙がっています。
いい物を提供していても、時代の波に乗り切れないとやはり事業を継続していくことは難しいんですね〜
See ya!