三好康広(ザンビア医師)の経歴や年齢は?無給で働く理由とは?

    三好康広(ザンビアの医師)

    アフリカのザンビアで働く日本人医師、三好康広さんを知っていますか?なぜ三好康広さんが遠いアフリカのザンビアの田舎町で医師として働くようになったのでしょうか?ちょっと気になったので今回は三好康広さんについて調べてみました。

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    ザンビアで働く医師、三好康広さんの年齢や経歴は?

    ザンビアというと世界3大滝の一つビクトリア滝が有名ですが、アフリカの国の中でもとても貧しい国で、平均月収は9800円となっていますがそれは一部のお金持ちが平均値を上げているだけで、国民の約60%が1日2ドル未満という生活費で生活しているそうです。

    日本人医師の三好康広さんは、日本から遠く離れたザンビアで医療活動に励んでいるそうですが、一体どんな人なのか気になりますね。

    三好康広さんは、愛媛県松山市出身。

    1983年生まれの現在32歳。

    最近ザンビアに来てから知り合った奥さんのソフィさんと結婚したそうです。

    お父さんもお医者さんなのかと思ったら、父は呉服や母はピアノの先生と医者とは関係のない家に生まれたそうです。

    三好康広さんは長崎大学の医学部出身。

    日本では長崎医療センターなど複数の病院に勤務していたそうですが、日本での医師を辞めてザンビアの医師免許を取得し、今ではザンビアのジンバという田舎町で医師として毎日奮闘しています。

    日本の病院は診療科別に医師がいて基本的に専門が決まっていて、例えば内科の医師は産婦人科の患者さんは診ないでしょうし、逆に産婦人科の医師は内科の患者さんは診ないですよね。

    三好康広さんの専門は産婦人科でこれまでに多くの赤ちゃんの出産に立ち会ってきましたが、アフリカの中でも貧しいザンビアは医師や設備が不足しているため、三好康広さんは一人で産婦人科、内科、外科などを掛け持ちしているそうです。

    もちろん、いつ患者さんが入るかが分からないため家で食事をしていても急に緊急の呼び出しがかかることもしょっちゅうあります。

    そのため、常に患者さんを診ているような状況で、ほとんど寝れないということも多そうです。

    睡眠時間が数時間だけといった過酷な職場環境でも、患者さんが入った場合は駆けつけて出来る限りのことをするという三好康広さんは現地の住民から本当に頼りにされている町のお医者さんです。

    三好康広さんが無給で働く理由とは?

    三好康広さんは、アフリカのザンビアで医師として働いていますが、なんと無給で現地の人たちの診察をしているそうです。

    日本にいれば高給を稼ぐことができる医師なのに、なぜザンビアに渡ったのか?

    さらに、なんで遠いザンビアの地で無給で働いているのか?

    それは、三好康広さんの過去の経験に関係しているそうです。

    三好康広さんは高校1年の時にロビン・ウィリアムズが主演した「パッチ・アダムス」を見て、ピエロの格好をしたりジョークを飛ばしながら患者さん目線に立った医者の姿に憧れて医者を目指すようになったそうです。

    中学、高校と引きこもり状態だった三好康広さんですが、目指すことができたからか、苦手だった人付き合いも克服し高校にも行くようになりました。

    そして、そこから猛勉強をした結果、現役で国立の長崎大学の医学部に合格。

    その長崎大学の大学4年生の時に三好康広さんはアフリカ縦断の旅をしたそうですが、そこで見たアフリカの子供たちの現状に衝撃を受けたそうです。

    当時、医者の卵だった三好康広さんですが、何もすることができませんでした。

    助けを求められているのに助けることができない現状に自分の無力さを感じたそうです。

    そして、その旅行中にその後の三好康広さんの将来を変えるような経験をします。

    バスの中で急に体調不良になった三好康広さんは、たまたまバスで隣に座っていたスーダンの難民に助けてもらうという経験をしたそうです。

    三好康広さんの状態が危険と感じたのかそのスーダンの難民の人は家まで連れていき数日間看病してくれたそうです。

    スーダンの難民の人たちは、まったく裕福ではないのに病気になった自分を看病してくれた。

    その経験から三好康広さんは、いつかアフリカに来て自分がアフリカの人たちに恩返しをしてあげたいと思うようになったそうです。

    ザンビアは妊婦の死亡者数が日本の約45倍と言われているそうですが、三好康広さんが、働くようになった病院では、なんと0になったそうです!

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    ザンビアで自費で医療活動をしている山元香代子医師を知っていますか?

    ザンビアにはなんと日本の女性医師もいるようです。

    山元香代子

    出典:http://miyabimako.exblog.jp/

    名前は山元香代子さん。

    山元香代子さんは、宮崎県の出身で自治医科大学卒業後、宮崎の田舎町など15年間ほど日本で地域医療に取り組みそうした経験から発展途上国での医療活動に関心を持つようになりました。

    そして、WHOやJICAでの活動を通して発展途上国の中でもザンビアの田舎町で医療が圧倒的に不足している現実を目の当たりにし、2010年に自分でザンビアの医療免許を取得して現地住民を診ることが出来るようになり、ザンビアに渡ります。

    山元香代子さんも、三好康広さんと同じようにザンビアでは無給で医療活動を行っているそうですが、どうやってその費用を捻出しているかというと、半年間日本の病院で非常勤医師として働き、そこで得たお金で今度は半年間ザンビアに渡って医療活動をするという生活を送っているそうです。

    それ以外にも認定特定非営利法人「ザンビアの辺地医療を支援する会」を立ち上げ支援金を募ったり、ザンビアの現状を多くに人に知ってもらうという活動にも力をいれているそうです。

    まとめ

    「人の役に立つような人になりましょう」と誰もが幼い時に学校の道徳の時間などで言われますが、三好康広さんや山元香代子さんはまさにそれを実践しています。

    三好康広さんや山元香代子さんのような人たちの活動をみると、普段自分がどれだけ小さことに悩んでいるかを思い知らされる気がします。

    私が言わずともお二人とも十分知っているとは思いますが、ザンビアはマラリアの感染率がとても高いそうなので、健康にはくれぐれも気をつけてください!

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