廣瀬幸雄(イグノーベル賞)の照明や水素コーヒーが話題!材料強度学も気になる

廣瀬幸雄(イグ・ノーベル賞)

金沢大学の名誉教授の廣瀬幸雄さんは、イグ・ノーベル賞受賞者として有名ですが、そもそもイグ・ノーベル賞ってどんな賞なのでしょう?そこで今回はユニークな発想から生まれる発明品やコーヒー博士としても知られている廣瀬幸雄さんの水素コーヒーなどについてまとめてみました。

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廣瀬幸雄さんのプロフィール

イグ・ノーベル賞を受賞したこともある廣瀬幸雄さんは、ユニークな発想から生まれた様々な発明品が話題ですが、一体どんな人なのでしょう?

まずは、廣瀬幸雄さんのプロフィールを見てみましょう。

廣瀬幸雄(イグ・ノーベル賞)

出典:http://kanazawa5towns.com/

廣瀬幸雄(ひろせゆきお)

生年月日:1940年11月30日
出身:石川県金沢市
出身校:
金沢大学理学部物理学科卒業
金沢大学大学院理学研究科物理学専攻修了
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/廣瀬幸雄

廣瀬幸雄さんは、1940年生まれということなので現在76歳

NARUHEYは、65歳くらいかなと思っていたので、76歳というのはちょっと意外でしたね〜

ヒゲがあって見た目もなかなかダンディな感じで、色々んな発明をしているそうなので面白い話が聞けそうなので学生からも人気が高そうです!

金沢市生まれで、金沢大学、大学院を修了しているということなので金沢への愛着が相当ありそうです。

廣瀬幸雄さんの経歴は?

そんな地元金沢への愛着が半端ない廣瀬幸雄さんの経歴も気になりますね。

1970年に金沢大学の大学院を修了した、廣瀬幸雄さんは一度金沢工業大学の助教授の仕事に就きますが、3年後の1973年には助教授として金沢大学に戻ってきます。

その後、1985年には金沢大学の教授、2006年で大学を定年退職となり金沢大学の名誉教授となりました。

廣瀬幸雄さんの経歴を見ると、3年間金沢工業大学の助教授として教えていた期間を除き、大学生、大学院生として学んだのも金沢大学、教えたのも金沢大学というまさにMr金沢大学といってもいいくらい長い間在籍しています。

そして、金沢大学で教授をしていた2003年には、「ハトに嫌われた銅像の化学的考察」でイグ・ノーベル賞の化学賞を受賞しています。

「ハトに嫌われた銅像の化学的考察」と言われても完全に??ですよね。

廣瀬幸雄さんのどんな研究について送られた賞なのでしょうか?

ある日、廣瀬幸雄さんは、石川県金沢市にある日本庭園、兼六園内を訪れていたそうですが、そこで奇妙な光景を見たそうです。

というのも、周りにはたくさん鳩がいるのに園内の日本武尊の銅像には鳩がまったく寄り付いていなかったのです。

兼六園の日本武尊の銅像

出典:http://www.kanazawabiyori.com/

普段からなんでも気になるたちの廣瀬幸雄さんは気になりはじめました。

鳩が寄り付かない銅像には何か理由があるはずと研究を重ねた結果、鳩やカラスが嫌がる合金を研究しカラス除けの合金の開発に成功

そして、この研究の成果が認められイグ・ノーベル賞を受賞したそうです。

イグ・ノーベル賞ってどんな賞?

イグ・ノーベル賞って、ノーベル賞の一種かと思ってたら完全に異なる賞なんですね・・・。

知らんかった〜

むしろ、ノーベル賞のパロディー版なんだそうです。

イグノーベル賞を企画運営するのは、サイエンス・ユーモア雑誌『風変わりな研究の年報』 (Annals of Improbable Research) と、その編集者であるマーク・エイブラハムズ。

毎年10月、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」や風変わりな研究、社会的事件などを起こした10の個人やグループに対し、時には笑いと賞賛を、時には皮肉を込めて授与される。

参考:ttps://ja.wikipedia.org/wiki/イグノーベル賞

ということで、イグ・ノーベル賞の受賞対象はちょっと変わった面白いテーマの研究だけでなく、ユニークなヒット商品の開発者にも贈られることがあるそうです。

過去の日本人受賞者をみると、

  • たまごっちの開発者の横井昭裕さんと真板亜紀さん
  • 初めてカラオケのビジネス化に成功した井上大佑さん
  • バウリンガルの開発者の佐藤慶太さん、鈴木松美さん、小暮規夫さん

などもイグ・ノーベル賞を受賞していて、今までになかったヒット商品やサービスの開発に対して賞が贈られることが分かりますね〜

あの、カツラ疑惑で話題の鈴木松美さんもイグ・ノーベル賞を受賞しているとは・・・。

鈴木松美さんの記事はこちら。

> 鈴木松美(音声解析)の駆け落ちやかつら疑惑は?現在は息子が所長に?

廣瀬幸雄さんの照明(ライト)が話題に!

ユニークな商品開発を得意としている廣瀬幸雄さん。

今後起こると言われている大規模な地震に備えるための対策が活発に議論されていることもあり、廣瀬幸雄さんが開発した災害時に使える新しい照明(ライト)が話題になっています。

廣瀬幸雄さんが開発した新しい照明(ライト)は、太陽の光と同じ波長を使っていてものすごく明るいため、5㎞~10㎞先にいても文字が読めるんだそうです。

この照明(ライト)技術を使った製品がすでに商品化されていて、地震などの災害が夜起きた時に遠くからでも避難先所の位置がを知らせたり、ヘリコプターに着陸場所を知らせる目印として役立つということで、和歌山県などですでに導入されているそうです。

さらに、この照明(ライト)を小型化して登山者が遭難した時のSOSの合図として使えるようにする研究にも取り組んでいるそうです。

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廣瀬幸雄さんが開発した水素コーヒーって何?

廣瀬幸雄さんは、コーヒー博士とも呼ばれるくらいコーヒーにも詳しくて水素コーヒーなるものも開発中なんだとか。

廣瀬幸雄さんが開発した、「過熱水蒸気焙煎機」でコーヒー豆を焙煎することで、コーヒー豆に水素分子を内蔵させることができ、この「過熱水蒸気焙煎機」で焙煎したコーヒー豆でコーヒーを入れると水素を含んだコーヒーを淹れることができるんだとか。

「過熱水蒸気焙煎機」の仕組みを説明し始めると3日くらいかかりそうなのでここでは割愛しますが、水素を含んだコーヒーが商品化されれば、水素の抗酸化作用がいろんな病気を予防する働きをするのではないかと注目されています。

ちなみに、コーヒー博士の廣瀬幸雄さんはこんな本も出しています。

廣瀬幸雄(イグ・ノーベル賞)

出典:https://www.amazon.co.jp

材料強度学や破壊工学って何?

いろんな研究や開発をしている廣瀬幸雄さんですが、専門は材料強度学破壊工学という分野だそうです。

材料強度学というのは、建築材料などに外からなんらかの力が加わった時にどれくらいの変形が起きたり破壊されたりするかを検証しその材料の強度を研究する学問なんだそうです。

もう一つの、破壊工学は、破壊力学とも言われものをどう破壊するかを研究すると思われがちですが、実際は物がどう壊れるかを研究する学問なんだそうです。

なんとなく似ている、材料強度学や破壊工学ですが、どちらも、物の耐久性に関する研究なので、地震が多く耐久性の高い建築材料が必要な日本ではある意味とても重要な学問と言えるかもしれません。

まとめ

イグ・ノーベル受賞者の廣瀬幸雄さんがどんな人か気になって調べてみたのですが、普段からいろんな事に「なんでだろう」と疑問を持ちながら生活しているそうです。

そんな疑問を解消するために、研究したり、その延長で商品開発までしたりと、いつも新しい発明に取り組んでいて、発明好きの少年の心を今も持ったままのような印象を受けますね〜

廣瀬幸雄さんにはこれからもっと画期的な発明を期待したいですね〜

今後の廣瀬幸雄さんの活躍に期待しましょう!

See ya!

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