先月23日にアメリカ国籍の男性が北朝鮮で拘束されたというニュースがありましたが、この男性はキム・サンドク氏で韓国系のアメリカ人のようです。キム・サンドク氏の経歴や北朝鮮への渡航理由や拘束されることになった原因など気になります・・・。
北朝鮮がキム・サンドク氏を拘束したと発表
現在、アメリカの最強の空母とも言われている「カール・ビンソン」が北朝鮮に対して射程圏内に入ったというニュースがあれば、北朝鮮はミサイル発射を繰り返していて、韓国との国境にもかなりの数の砲台を準備しているという報道があるなど、朝鮮半島情勢はかなり緊迫した状況です。
そんな中、4月23日にアメリカ国籍の男性が北朝鮮の平壌空港から出国しようとしていたところを北朝鮮当局に拘束されたというニュースがありました。
先ほど、新たな報道があり、このアメリカ国籍は韓国系アメリカ人でキム・サンドク（Kim Sang-duk）という方のようです。
アメリカ国籍ということで、英語名もあり英語名はトニー・キムというそうです。
すでに、2人のアメリカ人が北朝鮮で拘束されているということで、キム・サンドク氏で3人目の拘束となっているようです。
昨年、北朝鮮当局によって拘束されたのはオットー・ワームビア氏とキム・サンドク氏と同じく韓国系米国人のキム・ドンチョル氏。
二人はすでに労働教化と言われる懲役刑15年と10年の判決が出ていて抑留されているそうです。
キム・サンドク氏の経歴や年齢は？
キム・サンドク氏がどんな人物なのか気になったのですが、現在分かっている情報としては、キム・サンドク氏は北朝鮮の平壌科学技術大学で会計学を教えていたそうです。
キム・サンドク氏が所属していた平壌科学技術大学の学長によるとキム・サンドク氏は、同大学で1ヶ月という短期間だけ会計学の講義を担当していたんだとか。
どういった、背景でキム・サンドク氏が平壌科学技術大学の講義を担当することになったのか。
また、なぜ1ヶ月間だけだったのかまでは明らかにされていないようです。
キム・サンドク氏の年齢は、50代ということですがそれ以外のプロフィールなどは現在のところ公表されていないようです。
キム・サンドク氏が北朝鮮に渡った理由や拘束された原因は？
キム・サンドク氏は、平壌科学技術大学で会計学の教授として招聘されていたそうですが、北朝鮮の発表によると、キム・サンドク氏が「国家転覆を図る敵対的な犯罪行為」を働いていたとして拘束されたそうです。
昨年すでに2人のアメリカ人が拘束されているのになぜキム・サンドク氏が北朝鮮に渡ったのか。
もし、本当に平壌科学技術大学で会計学を教えるだけだったのであればあまりにもリスクが高かったと思うのですが・・・。
平壌科学技術大学での仕事とは関係ない問題でキム・サンドク氏が拘束されたと言われているようです・・・。
どうやらキム・サンドク氏は、児童養護施設の支援活動もしていたそうなので、キム・サンドク氏は北朝鮮の民間人を救済する目的で北朝鮮に渡航していたのかもしれません。
北朝鮮は、アメリカが北朝鮮へ攻撃しずらくするためにアメリカ国籍のキム・サンドク氏を人質目的で拘束した可能性もありそうです。
ただ、アメリカの現大統領がトランプ大統領であることを考えると、いくら北朝鮮がアメリカの民間人の人質を取っても必要とあらば確実に攻撃を仕掛けるような気がしますが・・・・
そう言えば、少し前に北朝鮮の平壌で日本食レストランを開業した藤本さんの現在も気になりますね〜。
> 藤本健二の本名や正体は？行方不明だったが現在は平壌で日本料理店を開業！
